人間失格の写真集を買ってみる。

  • お☆さまお礼!

hanaさん、honeyさん、Salasaさん、kunchanさん、bonsukeさん、Swingさん、ありがとうございます!!お星さまがきらめいているとテンション上がっちゃいますねー、やっぱり。みなさんのおかげです!

  • 萌えすぎて疲れた。

何がってもう、すべてに萌えちゃって、大騒ぎですよ心の中が。吹き荒れたよ、中也様旋風が。台風ですヨ。私は文学作品は文学作品として、活字から想像するものを自分の中で映像として見るっていうのが好きなので、基本的に映画化反対派でした。葉蔵(というか、もうほとんど太宰の自叙伝的扱いだから太宰、といっても過言ではない。)のイメージ像っていうのが自分の中にあって、映像化されたものがあまりにかけ離れていたら、きっとガッカリすんだろうなーって漠然とした思いがあったもんで。で・も。トーマ君がイメージと違うとかそんなアホらしいモンかっ飛ばしてでも「観たい!」と思わせてくれる表情を見せてくれていて、ただ純粋に観たい、ぜひとも、と。それを写真集の中で垣間見れたんで、中也様とあわせてトーマ君にも注目したい(いや、主役だから。)監督のインタビューで、ゴ様について触れてるんですがそのコメントが何とも言えず嬉しいお言葉。「呆れるぐらいカンがいい」これを映画監督に言わしめてしまうって相当だな!(落ち着け。)以下ちょっと写真集の内容に触れたり触れなかったり(どっちだヨ。)してるんで、一応隠しまーす。あ、ちなみに。シネマスクエアは月曜入荷らしいので未購入…。ベストステージとルックアットスターは買いましたー。












どっぷりと嵌まり込んで見たろう、と思ったんで中也様に関するコトを徹底的に調べ倒してみました。私なりに。中也様、山口の医者の息子でいわゆるボンボン。神童と呼ばれるほど頭が良かったそうで。でも、文学、詩の世界にのめりこんだせいで落第しちゃう、と。発表した作品は、生前はどれも評価されることが無くて、没後に認められて評価が上がる辺り、太宰と被るなー、と。で、肝心の太宰との接点。会ったりとかしてんのかなー、と思ってたら会ってました(笑)上京したばかりの太宰に出会って(それがどうも行きつけの飲み屋で初対面、だったようなんで映画はそこんとこ忠実っぽい。)最初の感想が「何か暗いヤツ。」ですよ!そんだけ!?みたいな。昭和初期、当時の文学者達をほとんど見下していた反面、宮沢賢治の詩を絶賛したという話が残っていたり、太宰と同じ飲み屋(劇中で出て来るあのBarだと思います。)に通い詰めたり、性格破綻者だった、と散々な言われっぷりでしたが(笑)太宰とは、飲み屋で喧嘩をしたこともあるようです。しかも中也様が吹っかけて。あの「気に入らねぇな…」はもしやここから!?(あれこれ妄想しすぎだ。)酒が入ると手がつけられないほど暴れたり喧嘩を吹っかけたりととんでもない人だったようで。でも詩はホントに独特。原因不明の幻聴や幻覚に悩まされるようになって、30歳でこの世を去ったそうです。没後は彼の親友だった小林秀雄が詩集を出版して、中也様の評価をし続けたと。中也様と、女を取り合うんですよね。小林さんは。しかも結局、その三角関係にあった女性は全く関係ない男性と子を持つという…非常に複雑な関係。この辺は中也様の伝記?新書で出てるやつですね、これ読むと詳しくのっとります。何か、太宰と似た部分というか…破綻してて、まぁ中也さんは一人の女性と詩に傾倒してしまう訳だけど、屈折してる部分とかは似てるなぁというのが感想。やっぱり、太宰が心惹かれるものがあったんだろうなぁと。写真集で監督に質問しているインタビュアーさんが、「葉蔵と中也、2人のシーンはある種恋の様なものも感じたのですが。」と聞いてて、「そう思って貰えると嬉しい。」と答えてるんですね。葉蔵が中也に惹かれるのは、一体どの辺りなんだろう?と映画を観る前から想像しすぎて頭パーンなりました(バカ。)そのステキング中也様をゴ様が演じてる、っていうだけでもう倒れそう。いっそ倒れたい(ダメだろう。)